#私の中の事をお話にして吐き出す

カオルと 僕と そして今

#4 帰るコール -カオルと 僕と そして今ー

たった数日テツオに会えなかっただけで、私は飼い主を待つ子猫のように、一日中ソファーの上で見る気も無いテレビをぼんやりと見つめていた。会いたくて会いたくて、とても寂しかった。テツオがもしもいなくなってしまったら、私も消えてなくなってしまうのだと思う。
カオルと 僕と そして今

#3 フォルクスワーゲン・ゴルフ -カオルと 僕と そして今ー

マンションのエレベーターで荷物を運んでいる時も、車のキャリアにスキー板を積んでいる時も、私はこっそりと、どうやってテツオに抱きついてしまおうかと考えを巡らしていたのだった。